メルカリのスマホ決済、メルペイとは?iDに加え、QRコードの提供開始!

メルカリからもついにスマホ決済が登場しました。その名も「メルペイ」。既にiDというタッチ支払いが提供されていましたが、3月末からはQRコードにも対応しました。
iDに対応している90万ヶ所に加え、45万ヶ所がメルペイで支払えるようになったため、全国135万ヶ所で使えます。
メルペイは他のスマホ決済サービスと何が違う?
メルペイは、現在、既にサービスが始まっている他のスマホ決済サービスとどう違うのでしょうか?「楽天ペイ」「PayPay」「LINE Pay」と比較してみました。メルペイの大きな強みは、タッチ(iD)決済が使えるところです。タッチ(iD)決済はドコモの電子マネーサービスのことで、Suicaやnanacoなどのようにタッチで支払いが済ませられて便利です。これは他の「○○ペイ」にはないサービスです。
iDは全国90万ヶ所で使えて非常に便利なサービスですが、タッチで決済するので、iOSならウォレット、Androidならおサイフケータイに対応している機種でないと使えないのが難点でした。

そこで、今回のQRコード・バーコード決済への対応によって、ぐっと便利になりました。iDが使える店舗で必ずしもQRコードが使えるとは限りませんが、アプリ内でコードを表示し、お店で読み取ってもらえば支払えるので、機種の性能に関係なく誰でも使えるサービスになったところは大きいメリットです。
また、2019年3月29日から、クーポンの提供が始まりました。
- 【セブンイレブン】税込200円以下のおにぎりが11円で買える(4/14まで、1人1個のみ)
- 【はま寿司】中とろ1皿無料
- 【ガスト】お会計から20%OFF
- 今後、「すき家」「プロント」「牛角」「ジョナサン」などで利用できるクーポンを配信予定
クーポンによって、期間中何回でも使えるもの、1回だけ使えるもの、期間限定でないもの、などさまざまです。詳細や利用条件はクーポン画面で確認してみましょう。
メルペイの使い方は?
[1]アプリをダウンロードするまずは、アプリをダウンロードします。メルペイはメルカリアプリの一つの機能なので、既にメルカリを使っている人は[2]に進みましょう。 アプリをダウンロードする
[2]アプリを開き、下にある「メルペイ」をタップ


「設定を始める(無料)」をタップし、必要事項を入力すると、電子マネーカードができます。このカードはいわゆる「バーチャルカード」で、スマホの中だけにあるものなので、実際にカードが送られてくるわけではありません。

無事、カードの作成ができるとこのような画面になります。iPhoneの場合、さらに次の画面に進み、追加情報を登録しておくと「ウォレット」に登録され、使いやすくなります。

追加情報は自動で入力されますので、そのまま登録してしまいましょう。
メルペイの支払い方法は?売上金が使える仕組みって?
メルペイの支払い方法には、銀行口座から直接支払う方法と、売上金を使って支払う方法の2通りがあります。この「売上金を使える」というところが、メルペイの最大のメリットです。売上金を支払いに使うには、2つの方法があります。
- 【銀行口座を登録する】売上金を直接支払いに使う
- 【銀行口座を登録しない】売上金でポイントを買い、ポイントを支払いに使う
銀行口座を登録する人
メルカリに支払い用の銀行口座を登録すると、売上金を直接お店での支払いに使うことができます。今までは売上金を一度、銀行口座に払い出し、それを引き出してからお店で支払う必要がありましたが、今度はその必要がないのがありがたいですね。
銀行口座を登録しておけば、売上がないときには銀行口座の残高から支払うこともできます。登録できる銀行は三菱東京UFJ、みずほ、三井住友の3大メガバンクの他、一部の地方銀行やネットバンクです。
銀行口座を登録しない人
銀行口座を登録するのはちょっと不安、という人も、売上金があればお店での支払いに使えます。売上金でメルカリのポイントを買い、買ったポイントをお店での支払いに使う方法です。ポイントは1円=1ポイントで手数料もかかりませんが、一度買ったポイントをお金に戻すことはできないので注意しましょう。
メルペイを使えるお店は?

メルペイを使えるお店は、「iD」マークのある全国90万店舗に加え、QRコード・バーコードに対応した45万店舗の合計135万店舗です。主なチェーン店を下にご紹介します。
- 【コンビニ】セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど
- 【スーパー】イオン、セイコーマートなど
- 【ファストフード・ファミレス】マクドナルド、ガストなど
- 【カフェ】上島珈琲店、プロントなど
- 【その他店舗】グッデイ、かっぱ寿司、牛角、温野菜など
セブンイレブンは大手のコンビニでありながら、QRコード・バーコード決済には対応していませんでした。でも、iDが使えるメルペイならセブンイレブンでも使えるので、主要なコンビニではメルペイ1つで支払いを済ませられます。
メルペイを利用するメリット・デメリットまとめ
メルペイを利用するメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。
- 【メリット】
- ●支払いにメルカリの売上金を使える
- ●iDとコード支払いの両方が使える
- ●ネットショッピングを長く扱ってきた実績と信頼がある
- ●LINE Payとの相互開放しているため、どちらかの加盟店なら使える
- 【デメリット】
- ●クレジットカードが使えない
- ●タッチ(iD)を使いたい場合、機種が限られる
- ●本人確認書類の提示を求められる場合がある
メルペイは、メルカリを利用している人なら利用して損はありません。メルカリの売上金を銀行に振り込もうとすると、10,000円以下では手数料210円がかかってしまいますが、直接コンビニやカフェなどで使ってしまえば、いくらであっても手数料はかかりません。
ただし、タッチ(iD)を使いたい場合、機種が限られてしまうのが難点です。具体的には、iOSとAndroidで以下のような制限があります。
【iOS】iPhone7以降またはApple Watch Series 2以降、iOS 10.1以上
【Android】Android 5.0以降、おサイフケータイ対応機種
また、メルカリのシステムなのか、メルペイのみを使いたい場合でも本人確認書類の提示を求められる場合があり、書類の送付と確認が終わらないとメルペイが使えません。これは他のペイアプリにはないデメリットで、メルペイだけを使いたい人にとっては大きなハードルです。
※メルペイで現在開催されているキャンペーンを知りたい方は→こちら
メルカリを使っている人にはおすすめのメルペイ
メルペイは、iDとQRコード・バーコード支払いの2つの支払い方法が使えて、メルカリの売上金からも支払えるので、メルカリを使っている人ならおすすめのスマホ決済です。しかし、クレジットカードが使えないという点で他のスマホ決済と比べて少し使いづらいところもあります。
現状は、メルカリユーザーにのみ特におすすめのサービスと言えるでしょう。
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